「長年使っていた財布がとうとう壊れてしまった」。でも、長く愛用していた財布なので、愛着が湧いて捨てるに捨てられないという事もあると思います。
そんな時は、財布を修理に出そうと考えるはず。「この財布はまだ使える?」「財布は保証が効くの?」、そんな疑問を解決していきましょう。
修理できる壊れた財布の種類
修理できる財布の箇所は一般的に5カ所となっています。
それ以外の部分が壊れてしまうと、多くの財布は使い物にはならなくなってしまいます。
例えば、財布に大きな穴があいてしまった時は、捨てる覚悟が必要でしょう。
ただ、少しくらいの穴なら直せる可能性可能性は高いので、直せる場所について説明します。
1.ファスナー部分
ファスナー部分は、財布によって取り付け方が異なります。大体の革財布は、後からファスナーだけをつけている事が多いです。
ですから、ファスナーだけが壊れてしまっている場合は、丸ごと取り換える事ができます。
ただし、革にファスナーが噛んでしまっている場合は、取り換えが難しい場合もありますので、注意しましょう。
2.財布の表面の革
表面の革のキズが広がって、少し革がめくれてしまった時は、同じ色の革を使って目立たないように張り合わせます。
珍しい革だと、修理をすると目立ってしまう可能性もありますので、修理は革の種類と相談して決めましょう。
「財布の修理30分!」などの激安修理に出してしまうと、取り返しのつかない事になりかねません。
革が傷んだ時は、ショップか革専門店に相談するのが良いでしょう。
3.財布の裏地
小銭入れ部分など、裏地に穴があいてしまった場合は、簡単に直す事ができます。
革さえ穴が開いていなら、裏地にこだわらなければ、最適の生地を使って直してくれると思います。
ただ、裏地にも高級革を使用している財布は、少し難しいかもしれません。
4.ボタン部分
ボタンもファスナーと同様に、後からつけているものが多いので、交換する事が可能です。
5.ほつれ部分
ほつれを直せる人はたくさんいても、専門店の人でなければ、丈夫に縫い合わせることは難しいと思います。
ハンドメイドの財布は特に、買った店に相談するのが一番でしょう。
財布を買う時の注意
あまりにも安ものの革財布を買ってしまうと、保証がきかない場合もあります。
ですから、例え同じ革財布で値段が割高だったとしても、保証のしっかりした方を買う事をおすすめします。
信頼できるサイトを見つけて、保証書をしっかりつけてもらいましょう。
また、ハンドメイドの財布は、職人が手作業で1から作っているものなので、修理ショップでは直せない場合があります。
その場合は、専門店に相談して、直るのか、難しいのか、回答によっては買い替える必要があるかもしれません。